「東アジアの思想」という話-028
「東アジアの思想」という話-28 【前漢-2】(紀元前206年―紀元後(西暦)8年) 《官吏任用制度》 紀元前136年に、第7代武帝は五経博士を置き、儒学(儒教)を国教化しました。 それとともに、紀元前136年に、官吏養…
「東アジアの思想」という話-28 【前漢-2】(紀元前206年―紀元後(西暦)8年) 《官吏任用制度》 紀元前136年に、第7代武帝は五経博士を置き、儒学(儒教)を国教化しました。 それとともに、紀元前136年に、官吏養…
「東アジアの思想」という話-27 【『荘子』の思想的世界-6】 《井の中の蛙》 「井の中の蛙」は『荘子』「秋水篇」からです。「蛙」は、松尾芭蕉の「古池や 蛙飛びこむ 水の音」と同じ読み方です。 意味は、「燕雀安んぞ鴻鵠の…
「東アジアの思想」という話-26 【『荘子』の思想的世界-5】 《「明」》 雲外蒼天(うんがいそうてん)――雲の向こう側、遥か彼方は蒼い空です。 北冥の魚の鯤が、鳳(鵬)という鳥に変わり、南冥に羽ばたくとき一切が青になり…
「東アジアの思想」という話-25 【『荘子』の思想的世界-4】 《万物斉同》 〈万物斉同〉 荘子は、「万物斉同(ばんぶつせいどう)」と妄言しました。 この世の一切のものは「道」によれば等価――同じだというのです。 宇宙も…
「東アジアの思想」という話-24 【『荘子』の思想的世界-3】 《「道」とは何か》 〈老子の「道」と荘子の「道」〉 老子は「道」を定義できないものであり、名前すら定義できないとしました。 「道(みち)の道とすべきは、常の…
「東アジアの思想」という話-23 【『荘子』の思想的世界-2】 《荘子が目指したもの》 『荘子』は、今でこそ老荘思想の一つと考えられていますが、荘子自身がそう考えていたのかは疑問です。 『史記』では、荘子は「あらゆる学問…
「東アジアの思想」という話-22 【『荘子』の思想的世界-1】 《荘子》 道家の荘子は「そうし」と読みますが、孔子の弟子に曾子(そうし)がいるので、あえて「そうじ」と濁って読むのが文人のカッコイイ習慣です。 儒家の曾子が…
「東アジアの思想」という話-21 【春秋十二列国-1】 《宋(春秋)》 〈宋の成り立ち/亡国の遺民〉 殷の帝辛(ていしん)には、兄が二人いました。微子啓(びしけい)と微仲衍(びちゅうえん)です。 帝辛は、美女妲己(だっき…
【「沈黙」という話/「東アジアの思想」という話】リスト(16+36+号外1) こちらがオススメです♩ 「沈黙」という話-4【ザ・ミッション】 「沈黙」という話-004 ***** 興味を持たれたなら、きちんとした本を読ん…
「東アジアの思想」という話-20 【春秋五覇-1】 《斉の桓公》 〈管仲〉 『老子』の「大道廃れて、仁義有り」に似たようなことを言った賢人がいます。春秋時代の斉の管仲(かんちゅう)です。 「倉廩実ちて礼節を知る。衣食足り…
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