「第三の視点」による倒叙記述(10)ライティング-1【収益】

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「第三の視点」による倒叙記述(10)ライティング-1【収益】

【ライティング】

ライティング(Writing)には2種類あります。

1.書くこと。執筆、著述。書法、筆跡、書体。著述業。
2.文書。碑銘。著作、作品。複数形は著作集、作品集。

今回の“Writing”は、1番目の「書くこと。執筆、著述」について述べます。“Lighting”については、別の機会にしましょう。なお、#joke ではなく実際に関連性があります。

 

【ライティングの収益】

《ライティングは儲からない?》

「第三の視点」による倒叙記述ですから、最初に収益のことを書いておきます。どれだけ良いことを言っていても、実際の収益を述べないのは反則ですから。

最初に金の話をしない人は信用してはいけない。

単純に収益だけを考えるなら、儲からないので止めておいたほうがいいです。

特に、フリーランスのウェブライターは最悪です。「フリー」が「無料」であるかのような扱いをされます。

フリーライターの「フリー」を、「無料」と訳されているような気がする。
——岡田麻沙

 

〈岡田麻沙〉

岡田麻沙は、街角のクリエイティブで活躍しているライターです。

【街角のクリエイティブ】
http://www.machikado-creative.jp/author/56/


いつもながら岡田麻沙の文体は、そこにあってよどみない。気の狂った短編を書きためて私(わたくし)の正常を語ってほしいし、日常の解れ(ほつれ)から違う場所に連れて行って欲しい。

岡田麻沙はいずれ各界に名を残すでしょうから、今のうちから読んでおいたほうがいいでしょう。
※プロフェッショナルの紹介なので、敬称を略しています。

 

《書く人が金を出す時代》

「儲からないと言っても儲かっている人がいるじゃあない?」

千一、万一の儲けを商売とは言いません。阿漕(あこぎ)な商売でももう少しマシです。それに、本当に儲かっている人は、収益を口にしませんよ。知っているのは税務署くらいです。

「読む人が金を出す時代から、書く人が金を出す時代になった」ということです。第一、日本の文化を紹介したルース・ベネディクトの『菊と刀』には「日本人は他愛もない日常をとかく書にする」とあります。#blackjoke

「書く人が金を出す」というと、自分で費用を負担して出版する自費出版や、料金を払って誌面やウェブサイトに掲載するようなイメージがあるかもしれませんが、無料で行うこともそれに該当します。

たとえば、無料のブログサイトに掲載するのは無料(フリー)です。

これから文章を書いて儲けようと考えている人たちには悪辣(あくらつ)にうつるかもしれませんが、現実です。そして、私はこうした商売を否定していません。量がなければ質を問えないからです。

それに、無料(フリー)なので楽です。運用する必要がないのですから。

特に、noteは優秀ですね。私も、noteで書いていました。
https://note.mu/ichirikadomatsu

ただし、私のスタイルにするには、どうしても独自サイトにする必要がありました。

静かに書いています。作家/写真家

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