MacのOneDriveデスクトップアプリはAPFS対応待
【APFS対応待】
macOS High SierraのOneDriveデスクトップアプリの設定問題は、macOS High Sierra (2017)のデフォルトのファイルシステムであるAPFS (2017)を、OneDriveがサポートしていないためです。
OneDriveサポートには連絡済です。現在、APFS対応待です。
《フォルダーを作成できない問題》
選択した場所に OneDrive フォルダーを作成することができません
別の場所を試してみてください。リムーバブル ドライブや、大文字と小文字が区別されるフォーマットのディスクを選ばないように注意してください。
macOS High Sierraにおいて、OneDriveデスクトップアプリの設定で、フォルダーを作成できない。
〈状況〉
・OneDrive ID(Office 365 solo Personal)があります。
・PCは2台あります。Windows 7とMacBook Proです。Windows 7は同期していますが、MacBook ProのOneDriveデスクトップアプリの設定ができません。
〈MacBook Pro〉
macOS High Sierra 10.13.3
OneDrive 17.005.0107
・”OneDriveApp”を再インストールし、再設定しましたが、失敗しました。
・OSが壊れたのかと思い”macOS”を再インストールし、再設定しましたが、失敗しました。
・”ResetOneDriveApp.command”でリセットしましたが、失敗しました。
・現状、OneDriveデスクトップアプリによる同期はできませんが、OneDive web (Safari)ではアップロード・ダウンロードができます。
《原因はファイルシステムの違い》
macOS High Sierra (2017)のデフォルトのファイルシステムであるAPFS(2017年)を、OneDriveがサポートしていないためです。
OneDrive システム要件
https://support.office.com/ja-jp/article/onedrive-システム要件-cc0cb2b8-f446-445c-9b52-d3c2627d681e
Mac のディスクをフォーマットするときに APFS と Mac OS 拡張のどちらを選択するか
https://support.apple.com/ja-jp/HT208033
《パウリ効果》
ここからはいつものパターン #パウリ効果 です。#joke
〈経緯〉
春先から目が痛いなと思っていたら、実はWindows 10でモニタの設定が変わってしまったという……。
cf.
Windows 10 Creators Update後に、モニター設定でお困りの方に
http://www.eizo.co.jp/eizolibrary/knowledge/win10-creators-update/
とはいえ環境を前のWindowsに戻すこともできず、Macなら安全だろうとMacBook Proを買ったのですが、いつものパターンです。
ファンが壊れました……。
どうにか修理をするも、かなり熱をもっているので、SX-CL08LBKのファンの交換をしました。
cf.
SX-CL08LBKのファンの交換
https://ik137.com/sx-cl08lbk
Parallels Desktop 13 for Macで、Windows 10を入れて試したり……。
その過程で、OneDriveの設定ができませんでした。
クライアントも使っているので、使わないという訳にもいかず(どんな世界にも制約はあります)、何度も設定を繰り返すのですが、できませんでした。
何度もOneDriveデスクトップアプリからサポートを依頼したのですが、返事はなく、OneDriveの公式Twitterに聞くことにしました。
しかし、状況は変わらず原因不明で、OneDriveのホームページからサポートに連絡するように言われました。
そして、いろいろ調べていった結果が、フォーマットの違いでした。
私は「APFSボリューム o APFS(大文字/小文字を区別、暗号化)」に設定していました。
確かに「大文字と小文字が区別されるフォーマットのディスクを選ばないように」と書いてありますね……。(ふつう大文字/小文字を区別して、暗号化するだろうに……。)
*****
以前のフォーマットであるHFS+ (Hierarchical File System Plus)は、1998年のClassic Mac OSであるMac OS 8.1から使われていました。
Mac OS 8.1は、Internet Explorer for Macが標準ブラウザで、Outlook Expressが標準メールクライアントでした。これはジョークではなく本当で、インストールした画面を見て、全員が全員「変だ」「こんな時代が来るとは」とか言っていました。
それから19年も後の話です。新しく開発されたAPFS (Apple File System)は、Microsoft Windowsと互換性がないのは、当然でしょう。
旧来のHFS+に再フォーマットした上での運用も考えましたが、調べるとAPFSに比べかなり遅くなるようでしたので、残念ですがOneDriveデスクトップアプリの使用を中止し、OneDive webでのみ運用することにしました。
仕事で、WindowsからMacに移行する人は少ないでしょうから、対応が遅れたのでしょう。だいたいいつも私が人柱……。#blackjoke
※OneDriveがAPFSをサポートする時期は未定です。
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