ゴー・ゴー・ウエスト(西遊記)「火焔山にて」《読切》小説【無料(期間限定)】
『ゴー・ゴー・ウエスト(西遊記)』 “Go Go West: or Journey to the West” 三蔵法師一行が火焔山に近づくにつれ、真夏のような熱気になるのだが……。 ※読切 ※文庫本【14】頁(41文字1…
『ゴー・ゴー・ウエスト(西遊記)』 “Go Go West: or Journey to the West” 三蔵法師一行が火焔山に近づくにつれ、真夏のような熱気になるのだが……。 ※読切 ※文庫本【14】頁(41文字1…
「東アジアの思想」という話-35 【四知】 後漢の楊震(ようしん)の言葉に「天知る、地知る、子知る、我知る」があります。楊震は博学でしたから「関西の孔子」と呼ばれました。この「関西」とは、函谷関(かんこくかん)から西を意…
「東アジアの思想」という話-34 【三教】 三教とは、儒教・仏教・道教です。三教一致を諷する「三教図」という画題になっています。孔子・釈迦・老子が並んで描かれるなど、アブラハムの宗教では考えられない構図です。 ただし、儒…
「東アジアの思想」という話-18 【『老子』の思想的世界-4】 《「道」とは何か》 老子や荘子の思想は、道家思想です。「道」について述べています。 〈一般的な「道」〉 私たちが普段使う「道」は、単純に道路のことです。転じ…
「東アジアの思想」という話-17 【『老子』の思想的世界-3】 《『老子』の名》 『老子』の名は後人がつけたもので、もともと名がありませんでした。けっこう神秘的です。『老子道徳経』『道徳経』『道徳真経』とも呼ばれます。こ…
「東アジアの思想」という話-15 【中国人の名前】 中国人の名前は、姓(氏)・諱(名)・字からなります。姓はファミリーネームです。諱(いみな)はファーストネームで、日本でいうところの真名(まな、本名)です。諱で読んで良い…
「東アジアの思想」という話-9 【楊子(楊朱)】 老子の考えを発展させて「為我」という個人主義を主張して、墨子の「兼愛」という博愛主義に対立したのが、楊子(楊朱)です。 個人主義というと、古代ギリシアのエピクロスの快楽主…
「東アジアの思想」という話-8 【春秋時代】(紀元前770年―紀元前256年)〈東周〉(紀元前770年―紀元前403年) 洛陽に遷都した東周は衰えてしまって、十二列国(魯・衛・晋・鄭・曹・蔡・燕・斉・陳・宋・楚・秦)がで…
「東アジアの思想」という話-7 【『論語』の思想的世界】 『論語』は東洋の宝石です。比喩ではなく、文字どおり切磋琢磨され生き残ってきました。 〈『論語』〉 儒学の最高の教典が『論語』です。 「孔子は仁を説く。仁は慈愛の徳…
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