「沈黙」という話-013
「沈黙」という話-13 【裏切り】 誰でも知っている裏切者を紹介しましょう。 「敵は本能寺にあり!」 あっ違いますね。明智光秀が亡くなったのは織田信長と同じ1582年です。 「金吾殿ご乱心か!」 1600年の関ヶ原の戦い…
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「沈黙」という話-9 【機械仕掛けの神】 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの作品に『ファウスト』があります。ファウストは悪魔メフィストフェレスと契約をします。己の欲望のためにその魂を差し出すのです。 “Verwei…
「東アジアの思想」という話-26 【『荘子』の思想的世界-5】 《「明」》 雲外蒼天(うんがいそうてん)――雲の向こう側、遥か彼方は蒼い空です。 北冥の魚の鯤が、鳳(鵬)という鳥に変わり、南冥に羽ばたくとき一切が青になり…
「東アジアの思想」という話-20 【春秋五覇-1】 《斉の桓公》 〈管仲〉 『老子』の「大道廃れて、仁義有り」に似たようなことを言った賢人がいます。春秋時代の斉の管仲(かんちゅう)です。 「倉廩実ちて礼節を知る。衣食足り…
「東アジアの思想」という話-9 【楊子(楊朱)】 老子の考えを発展させて「為我」という個人主義を主張して、墨子の「兼愛」という博愛主義に対立したのが、楊子(楊朱)です。 個人主義というと、古代ギリシアのエピクロスの快楽主…
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