「選挙に行きましょう」という話
“election”
選挙に行かない人は奴隷なのです。#blackjoke
選挙の棄権など考えられない。人間としてどうかしている。およそ知的な人間であれば、どのような歴史から私たちに選挙権があるか知っていて当然だと考える。棄権をすすめるなど奴隷にしようとしている前世紀の亡者である。
https://twitter.com/ichirikadomatsu/status/910747590592937985
「別に選挙に行かなくても生活は変わらないんじゃあないの?」
そう思うかもしれません。一票は一票ですからね。
しかし、です。「どのような歴史から私たちに選挙権があるか」考えたことがあるでしょうか。
つい百年前まで、私たちに選挙権はありませんでした。日本国憲法は、1946年(昭和21年)11月3日に公布され、半年後の翌1947年(昭和22年)5月3日に施行されました。
※11月3日は文化の日、5月3日は憲法記念日として両日とも国民の祝日になっています。なお、11月3日はもともと明治天皇の誕生日で祝日でした。
日本国憲法はたった70年ちょっと、実際100年経っていません。
正直に言うと、民主主義はまだまだ試行錯誤の段階です。
別の言葉で言えば、実験の途中です。
だからこそ、積極的に参加して精度を上げる必要があります。
前世紀の亡者については、【「沈黙」という話/「東アジアの思想」という話】で話しています。
https://ik137.com/list-silence
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一つ。不法であるか否か。それが正義とは言えなくても、不法でなければ、悪ではない。ヒトラーはミュンヘンプッチ後、合法的に選挙に勝利した。そもそも、ソクラテスは悪法により亡くなったが、法に殉じた。今一度、民主主義を考えよう。
https://twitter.com/ichirikadomatsu/status/826026648642260992
歴史を知ったからと言って、学んだことを知っているだけでは知的とは言えません。実際に、自分で考えてみることです。
投票するなら、誰に入れるか、どの党に入れるか考えます。投票しないのなら考えるだけムダですが、それは人間性を否定しています。よくよく考えてみましょう。
とはいえ、どれも一長一短帯襷(おびたすき)です。ただし、です。もし、現状を打開するような政治家/政党がいたらアドルフ・ヒトラー/国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP)を警戒すべきです。
どう考えても支持できる政党/政治家がいない場合、棄権する権利もあります。――積極的棄権と言います。
けれど、そんなことをしても意味がありません。(人間として)カウントされませんから。#blackjoke
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「選挙に行きましょう」と言っているだけであって、私は「誰誰に投票しましょう」とは言っていません。入れる人がいなければ白票で「何も書かずに投票」すればいいだけのことです。年代別投票率には集計されます。
http://www.akaruisenkyo.or.jp/070various/071syugi/693/
https://twitter.com/ichirikadomatsu/status/910755203435053056
仮に、「積極的棄権」という意味で行動するなら、白紙投票をすることです。投票という立派な権利を行使していますし、どの世代が投票したか分かります。
「白紙投票は意味がない」という意見もあります。実際に、「その選挙では意味はない」かもしれません。しかし、白紙投票の数としてカウントされます。白紙で投票した人たちが望む、支持できる政党/政治家が今後出てくるでしょう。
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もし「18才〜20代の85パーセントが投票しました」という事態になったら、今回の選挙結果なんかどうでもいいくらい世の中が大騒ぎになって今後の政権運営も国会も次の選挙も大変な変わりようになる。たぶん見てて爆笑できるぐらいにこの国は面白くなる。お願いですから行ってくれませんか。
— 田中泰延 (@hironobutnk) July 1, 2016
私たちは、「選挙に行けばもっと楽しくなるよ」と言っているだけです。なにしろ、「裁判が水物(みずもの)だったら、選挙は賭博(ばくち)だ」と言われていますからね。#blackjoke
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私がいつも利用しているのが、期日前投票です。
cf.
期日前投票制度の概要・メリット
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/touhyou/kijitsumae/kijitsumae01.html
・投票期間
選挙期日の公示日又は告示日の翌日から選挙期日の前日までの間です。
・投票時間
従来の不在者投票と同じく、午前8時30分から午後8時までです。
なお、候補者が「第三の視点」による倒叙記述を行っているか、きちんと確かめましょう。